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今、中国からアメリカへ資本投資とは? [世界経済と日本]

 

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 今中国からアメリカへの資本投資が

急速に増え続けています。

これが一体なぜなのか考えてきたいと思います。

 

 日本は今、尖閣列島問題で

日々中国船や飛行機の領海侵犯で

頭を悩ませ、緊迫の度合いを増しています。

 

 しかし緊密な同盟国のはずのアメリカでは

着実に中国との絆を深めてきています。

正月初頭の日経新聞報道によれば

中国の資本投資は’09年位~’12年の間に

急速に飛躍ししています。

 

 日本と中国の緊張関係が深まる間に

アメリカと中国の間の経済関係は着実に深まっています。

 

この経済関係の要因は

中国がリーマンショックやユーロ危機で

米欧との貿易額が低下する中で

また、その間、

中国自身多額の政府資金の投資をすると同時に

日本資本が中國に一時期進出を図ったわけです。

その日本も近年尖閣列島問題を機に後退、

中国脱出を余儀なくされています。

 

というようなわけで、

倍々成長を誇ってきた中国も国内に年々過剰資本が

増大してきました。

 

 そんな中で、

アメリカ自身も

国内ではリーマンショック、ユーロ危機以降

深刻な金融不況に陥り、

倒産や失業問題など様々な経済問題が続出しています。

 

 したがって、

中国の資本の過剰化とアメリカの失業問題は

容易に結びつく可能性があります。

 

 問題は

日米の軍事同盟がいかなる方向に向くかは

中國にとっては重大な関心事です。

 アメリカにとっては

中国の過剰資本や市場はのどから手が出るほど

ほしいはずです。

 

 問題は日米同盟とアメリカ国内の保守層が

どのように対応してくるかが焦点になります。

 

 ハッキリ言ってアメリカの国内問題からすれば、

尖閣列島問題に関しては事を大きくしたくないのが

アメリカの国内事情からくる本音ではないかと思われます。

 

 こんな中で日本だけが

中国の経済的利益、国益をみすみす失い続けていいのか

ということが今回のテーマです。

 

 


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平和への条件とは? [世界経済と日本]

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  前日の日経新聞を開いてみると、WATO勧告に従って中国が

レアメタルなどの関税を引き下げるニュースが一面トップに載っ

ていました。

 

 内心やはりという思いでした。良報として受け取りました。

 中国もこれほど国内にも経済的にマイナス作用があれば

譲歩もやむを得ないという考えが潜在的に内部に蓄積してきて

もおかしくないし、その証しではないでしょうか。

 ただ、ぬか喜びしてはならないことは自明のことです。

 


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