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逞しさとは? [教育時事]

逞しさ、強さを若者に身につけさせるのに
最近、戦争体験や戦争訓練と結びつける人々がいますが、
錯覚したらいけないと思います。

国民や国を守ることは崇高なことです。
だから、いざというときに若者が真っ先に
先頭に立つことは勇気もいるし強さが求められます。
しかし、逞しさ、勇気は
何も戦争にいって人を殺さなければ
身に付かないものでは無いはずです。

本当に、親や兄弟が殺される、
自分も危ないと思えば、
それが自らに非が無く、
相手が一方的に侵略してくるのなら
愛するもの、愛しき人々のために、
必死で守り闘おうとするものです。

そのための、体力や勇気は
日頃の、スポーツ等で
訓練しておけば誰でも身に付く筈です。

もしそうならないとすれば、
その様にならない間違った手本が
この世の中に蔓延し始めているからでしょう。

この世の中には、自らの私欲を
あたかも、みんなの利益のためと
ウソを突いている場合が多すぎます。

そのために、無関係の人々が
簡単に命を失っていくことが多すぎるのですね。
もっと20年、30年先を見通しながら
判断していくことが、
特に私たち大人に求められています。

子供達は私たち大人の背を見て育ちます。
私たちのリーダーは、その模範とならねばなりません。

彼の第二次大戦が、何を軽んじたから
嫌でも戦争に突っ走ったかをもう一度思い起こすことが
必要でしょう。

特に治安維持法や、特効警察が
良心的な人々を如何に弾圧したかを
振り返る必要が有ります。
これはその様な過去の人々を
今責めるためではありません。

これからは、
又同じようなことは嫌でも繰り返されるかもしれない
危ない時代に突入しつつあるからなのです。
無数のことが絡み合っているため
解答は単純では有りません。

でも相手の立場、自分の立場、
お互いに理解し合えば、
お互いに人の命が大切なことは自明のことですから
自省しなければならないことは無数に出てきます。

勢いで主張することは、
誤っていることが往々にしてあります。
もう一度待てよ!と相手の立場も
考えながら主張することが求められます。


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コメント 4

ナイスありがとうございました。
ところで、最近の討論番組みたいなもので気になっているのが、相手が自分の主張をしているのをきちんと聞かずに、いきなり大声を上げたり、なかには怒声をとばす人たちがいます。そういう人に同調して、その討論者の意見を満足に取り上げず、揶揄する者さえいる。そういう人の意見を世論が支持しているかのように番組をつくる。
例えば、あの短い教育基本法など読んだことなく、改正を叫ぶ人さえいる。何が問題なのか当の本人でさえ把握していなかったりする。
声が大きな人の意見に流されないようにしないと、いつか困るのではないでしょうか。私は、相手を批判するときに「売国奴」とか「それでも日本人か」とか「大衆は愚かだ」とか言う人の意見は原則疑ってかかります。
by (2006-09-24 03:11) 

m_kikuchi

NTHAWKSさん、コメントありがとうございます。

 「私は、相手を批判するときに「売国奴」とか「それでも日本人か」とか「大衆は愚かだ」とか言う人の意見は原則疑ってかかります。」と仰ることはホントにその通りですね。そこには、大きいものの受け売り、洗脳によって醸成されたものが暗示されているようです。

 もしそうでなければ、罵声や決めつけではなく、納得行く論証、実証がきめ細かく行われる必要が有るでしょう。

  例え、それが、なされても処分や排除の論理がなされるとするなら、それは民主主義が破壊されフワッシズムを意味するでしょう。少数意見は一時的には従わなければなりませんが、罵倒されたり排除されたりするものではあってはならないはずです。この間の裁判官はそれを示したのでしょう。

それ以上に怖いのが、加藤氏宅の焼き討ち事件のようなものです。今の時代に?と目を疑うようなことが今日では頻発していることは極めて重大な局面に、日本の民主主義体制は来ている気がしてなりません。
by m_kikuchi (2006-09-25 23:28) 

みい

本当の強さ・・・・
そして優しさ・・・・
それを私自身も見失わないように・・・・
by みい (2006-09-30 06:19) 

m_kikuchi

みいさん、
コメントありがとうございます。
お礼が大幅に遅れてしまいました。
優しい中に強さとは、なかなか難しいことですが、
本当の強さは、優しいからこそあってほしい力ですね。
いざというときに愛するもの愛しいものを守り抜けることは
ある意味で男のロマンかもしれません。
by m_kikuchi (2006-11-08 20:40) 

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