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虐めと死への考察-4 [教育時事]

Ⅰ、具体的に
 虐めから救うには?

だから”虐めをどうするのか”が、
問題なのですが、

中には子供達の中に
リーダー的な存在がいるものです。
そういう判断に強い子もいるから、
親の目の届かないところにいる、
大半の子供達は無事育っているのです。

リーダーというと語弊があるかもしれませんが、
一人のワンマン的なリーダーという意味ではなく、

全体の内容をバランスよく過程として把握でき、
全体の意見、雰囲気をよく理解し、
みんなの意見を分け隔てなく聞き、
全体を纏める能力を持った子を意味しています。

よく日本全体を見渡してみれば、
急激に増えている
(社会問題としては重大なこと)
といっても
割合でいえば、
死に至る子たちは、ごくわずかの比率だと思います。

そこには、
そういう問題をじょうずに解決し、
リードしていける子供達が無数にいることを示しています。

親は勿論、大人や教師は、
できるだけ多くの子供達と
このようなことを

教室のホームルームや、
家庭や、
地域の子供会などで

この話題を取り上げ、
具体的内容まで

詳細に、

その始まりや成り立ち、

経過、

進展具合

まで掘り下げ
どうやって解決していくべきかを
ようく、
話し合うことが極めて重要だと思います。

そして子供達に、
単なる知識では無く、

意識的な日常生活のあり方、
また運動論として、
実際の生活の中で
遊びの中で

舵の切り方を論理的に
体得させていくこと、
また、論理の中にも

思いやりや

優しさが

貫かれているということを

体で理解し合うことが、
何よりも大事だと思います。

そこでは大人は、
いきなり全面に立ってはいけないように感じます。

その反動は
想像以上に響くことが多いと思います。
あくまで助言程度に最初は抑えた方がいいでしょう。

子供達には、遊びという子供達の世界が有り、
常時大人がそこに一緒に過ごすことは不可能です。
そこに虐めも同居しているからです。

そこで無理をすると、
逆の虐めにつながる場合があります。
子供達の心は
微妙に揺れ動いているからです。

また、従って、
必ずしも大人がことの詳細をよく熟知しているとも、
よく指導力を発揮できるとも限らないからです。

大人もそういう経験を通じて、
謙虚に子供達から学ぶ
という基本姿勢を持つことも大切です。

大人は固定観念が強く、
柔軟性に欠けている場合が有ります。
その為、
納得できないまま子供達に結論を
押しつけてしまう場合が有ります。

その点、
子供達は何でも吸収するし、
予想外のことを発見したり、
創造的なことを発想します。

そのように試行錯誤しながらも、
その中で、
初めて内容によっては、
自分たちだけでは解決できず、
大人に相談しながら解決を図らねば、
どうしようも無いことも世の中には有る、
ということが明瞭に区別できる様になります。


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m_kikuchi

今日、一寸気づいたのですが、日経新聞(12/6付け)における国連発表の日本国内の格差データー(2000年統計)は、かなり古く、あれから6年間ほどが国内は急速に格差が進んでいます。いわゆる「貧困化」が急角度に進行しています。
by m_kikuchi (2006-12-06 14:21) 

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