SSブログ

教育のあり方を問う-7 実行する方法とは? [教育時事]

最近、
公の教育などの
あり方をおもうのですが、

そのことについての考え方に
違和感を覚えるのは何故でしょうか?

と考えますに、
近頃、何となくわかってきましたことに、
”ものごと”はどんなことにも通用することですが、

現状の有りようというものは、
何も意味もなく有るものはほとんど有りません。

過去から引き継いできたそれなりの必然性、
それなりの道理が
よくても悪くても有るからこそ、
存在しうるのであって、
存在する意味が全くなければ消滅していくものです。

そこに否定的なものが有るからと言って、
力によって、否定する、禁止する、圧力をかける、
などということを実施したからといって、
そのことによって、
元々の根源的目的・対象が直ぐによくなるわけではありません。

大事なのは対置した代案、
あるいは、
重視している、
否重視したいと思っている
手元に有るものが

どのように
活き活きしているか、
発展しているか、
みんなに
大事にされているか、

主観的に、自分としては
否定したいもの以上に、
より一層価値あるものが
継続的に生み出されているか、

などが
全体の中で
明らかにされていく、
あるいは実証される中で、
初めて、
よくないものは、
自然に消滅していくものでありましょう。

此処では、
公として維持・存続しているものと平行して、

同様なものが
或る個性を持ったものとして
存続している場合、

皆が納得しうる共通した弊害を
思い、認めていても、

それを力で
無理矢理押しつけることと、

その内容を競い合う中で、
よりよいものが生み出されていくこと、
結果的に、
自然に必要のないものが消えていくことと、

無理矢理に
「弊害のあるもの?」を無くしてしまうこと、
とでは
全く意味が違ったものになってくるでありましょう。

逆に、
共存しながら競い合い、
よりよいものが次々に
生まれてくることもあるものです。

そのような中にこそ、
人々の無数の創意が生み出されるはずです。

失われてしまってからでは、
あれは惜しかった何とか元に戻そうと思っても
「覆水盆に返らず」の場合もよく経験することです。

勿論、緊急に切開手術せねばならない
緊急のものも確かに有ります。
そこには、熟慮と慎重な検証が求められます。


nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 1

m_kikuchi

Rucciさん、
nice!有り難うございます。
ちなみに
明けましておめでとうございます。
今年も胸一杯の詩を期待しています。
by m_kikuchi (2007-01-01 11:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。