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少年時代の故郷-5 [少年時代]

小5の時の思いで

昼休みが来た。
男の子達はみんな連れ添って 運動場に出た。
ベルが鳴った。
時間が来た。
しかしみんな今日は教室に入ろうとしない。
理由はない。
何となくである。
打ち合わせたように。
しかし打ち合わせた訳ではない。

20分位してからぞろぞろと、教室に入った。
先生はカンカンだった!
当然のことだった。みんな怒られるのは覚悟していた。
何も理由はない。気まぐれの反抗期だったのだろうか?

男子全員廊下に並ばされた。
「反省しなさい」といって
びんたが右から順番に飛んでいった。
悪いのは最初からわかっていたので、
誰も文句も言わない。

その後何もなかったように授業が始まった。
未だによくわからない学校での出来事の一つである。

中2の時の甘い初恋、
あの子は夕暮れ時になると
校舎の柔道部の部室を遠くから
友人と二人で眺めに来ていた。

ある時、
道場の中から外を見ると、ふと彼女と目が合った、
慌てて目を背けたときのドキドキ感!
今でもおもいだすとムネがキュンとして忘れられない。
(続く)


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