少年時代の故郷-2 [少年時代]
2.遠くへ飛びたい!
小学一年生の頃
故郷の我が家の裏に、
100mほど隔てたところに
2m幅くらいの
小川がありました。
そこは両端は田圃や桑畑が広がり、
川縁は笹藪やハゼの木、雑木が
川沿いに生い茂り、
子供時代は絶好の遊び場でした。
そこで私は遊んでいるとき
どうしても挑戦してみたい場所がありました。
川幅が何とか無理をすると
向こう岸まで飛べそうな場所がありました。
それで、思い切って助走つけて
思い切って飛んでみました。
ぎりぎりで”いけたっ”と
思ったのですが、粘土質の緩いところ
だったので片足がぬるっとはまりこみ、
片足どろどろになってしまいました。
それで事は終わったかの様に思いがちですが
それからも、そこに来ると
又、”ムラムラッ”としてきて、
またチャレンジしたい気持ちがしてきます。
”今度こそ!”と思うのですが
又失敗してしまいます。
その後も何回も失敗した記憶があります。
そのたびに”しまった!”という気持ちと
”クソッ”という気持ちがわき起こってきました。
まるで柳に飛びつく青ガエルのようですね♪
今思えば懐かしい思い出です。
3.大事件がおきる
この頃、
それはこの三田川(吉野ヶ里近辺)にすんでいた頃、
母が身重であった。
ところが、父はどこかへ飲みに行って帰ってこない。
その間に産気づいてしまった。(次回へ続く)
こんばんは♪
以前にコメントいただきましたPekoと申します。
なんだか気持ちがとってもよくわかる文章に
私の子供の頃の記憶も重なってしまいました。(笑)
私の場合は、そういう気持ちになりながらも
結局最後まで実行はできなかったのですけど・・・^^;
実行してたらまちがいなく失敗の連続だったことでしょう。(笑)
by Peko (2005-10-23 23:20)
Pekoさん、コメントありがとうございます。
子供の頃って、何かに憑かれたように何かに挑戦したりするときが
ありますね。あの人にできるのに何故自分にできないのか?と
悔しい思いをしながら。又、できなくて大声で泣き出す子もいます。
そしていつの間にか、何事もなかったように大きく成長しています。
by m_kikuchi (2005-10-25 18:37)