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我が祖国の目指すものは?-4 [危機管理]

5.祖国の対内政問題

では、
日本にとっての問題は何なのか?
一つは拉致家族問題である。
そこに日本国民が
どれだけの責任を負っているのか?
ということ。

 イ、外交問題

「戦争の危機を賭した拉致家族問題の解決」と
いうことが正しいのか?

外交的解決は終わったのか、
曽我部さん、父子の返還で彼の国は終わったと主張。

いきずまったのか?
横田夫妻のお子さん、恵ちゃんは生きているという主張から
まだ、終わっていないと両国は平行線のままである。

 ロ、彼の国の挑発(威嚇)

更に、
ミサイル実験が威嚇という言う以上に、
戦争の危機に引き替えにするほど重大な内容なのか?
ということである。

冷静に考えるならば、軍事訓練は日米でも、
何度も有事に備えて訓練をしているのである。

それらは、
では、今までそれらは彼の国に脅威ではなかったのか?
それらが脅威というので有れば、
今の脅威は今に始まったことではないのである。

彼らからすれば開戦理由はいくらでも有ったはずである。
我々が知らない内に彼らから仕掛ける理由は
これまでも、今まで以上に有ったはずである。

動けない理由は前記にある。
動いても、
政権崩壊と莫大な死傷者が出て終わってしまうのは、
誰より判っているのである。

 ハ、狂乱の意味するものは?

何故?これほど騒ぐのだろう。
私は今後最低限のミサイル防衛に反対するものではない。
何処から突発的に飛んでくるかもしれない上空のミサイルを
打ち落とすことまで反対はしない。
精度の更に高いミサイルの開発に賛成する。

しかし、
それは彼の国の基地を予防的にたたくこととは
天と地の差が有ると考える。

6,限定戦争とは?

予防的に、
たたくとは極めて主観的な限定戦争であり、
それは相手にとっての限定戦争にはなり得ないのである。

今のイスラエルのレバノン攻撃を観察されたし。
さらに、シリア、イランは同盟した。
では、わが東アジアは?

相手がそれによって、
如何に出るかは全く未知の世界だと言うことを
明確に理解しておくべきだろう。

そこから出てくる果てしない戦乱の可能性を
誰が全く否定出来るだろうか?

6,太平洋戦争からの教訓は?

大局的に見たとき、
太平洋戦争は誰に造り出された戦争だったのか?

当時示唆していた国益は
誰の手に有ったのか?
戦争を強いられたのは誰であったのか?
間違えた判断は誰であったのか?

有名な諺
「諸葛公明泣いて馬謖を斬る」の馬謖の役割を
果たしたのは誰だったのか?

莫大な人的損害と莫大な国益を
そこなわしめたのは誰だったのか?

霊として祭るにやぶさかではないにしても
国家の過去の偉大な指導者として相応しい存在であったと
誰が断定できようか?

外国の指導者に
いちいち指摘されるまでもないことではないのではないのか?

全面的に支持しているわけではないが、
この点では、
小沢氏の主張は耳に留めておくべき主張だろう。


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大使

ご訪問ありがとうございます。
「我が祖国の目指すものは?」を読まさせて頂きました。同感いたします。
一連の出来事に関しての政府の議論は、どれも抽象的なものばかりで、メディアもただ伝えるだけ、具体的な議論がなされない(意図的なのか)ことに対して危機感を感じます(抽象的な議論に惑わされてしまう日本人も問題ですが)。
by 大使 (2006-07-24 19:51) 

m_kikuchi

大使 さん、
 ご訪問ありがとうございます。わたしは、マスコミがこんな危険な報道を何の疑問も感じずに、垂れ流すのを非常に危惧しています。
 仰るとおりこのようなあおりに惑わされやすいのに情けなく思っています。この種の内容は一度起こればもうごめんなさいでは済まないことだからなおさらですね。これからも気軽にご訪問ください。
by m_kikuchi (2006-07-27 19:45) 

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