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夢、希望とは?-4 人、家族と国、国家とは [日記、エッセイ]

もし、

その対象が人の集団、

社会や国というようなものであったなら

事態はどのように展開するのでしょうか?

 

 私たち一人一人は、

このような家族関係を日々作りあげていく努力をしています。

このような家族関係を持つ無数の集まりの上に、

無数の社会と国家を作りあげています。

 

それに対して、

いったん創り上げられた社会と国家は、

半永久的に紆余曲折しながらも、

あぶくのように出来たり消えたりしながら

生きながらえながらえ苦闘し苦楽を共にする家族集団を支えています。

 

また、

社会や国家もそれらの様々な家族やグループを支え、

お互いその持っている固有の機能性によって補填し合っています。

 

 此処で、

あえて、

私たちが国家や社会に夢と希望を持とうとするなら、

いったい如何なることにそれらを持ったら良いのでしょう。

 

そこでは、

お互いに

切っても切り離せない関係は有っても、

 

言うなら、

それらの無数の家族関係を、

より豊かで、

相慈しみ合う心を育てることに

尽くすことは合っても、

仲間同士や

家族関係にひびを入れたり、

家族の一人一人を

無責任に死の果てに追いやってしまう様なことは

普通にはあり得ないことですし、

有ってはならないことだと思います。

例外は有ります。

 

それは国民や国家存亡の危機のときでしょう。

しかし、

それを敢えて言うときは、

一人一人の研ぎ澄まされた思考と

人々に対する暖かい思いやり、

そのような無数の命を、

命を賭けても守らねばならないという使命感を確信できるだけの、

広く深く思考された説得力と、

研ぎ澄まされた思考による納得が求められます。

 

そのような時、

情報がゆがめられたり、

大事な判断のよりどころが

隠されたりすることは合ってはならないことでしょう。

それは、元来た道です。

 

それは、

どんな国々の家庭にも

同じような相慈しむべき家庭が

例外なく、

無数に存在しているからに他なりません。

 

どこからか、

そんな綺麗事ばかり言っても、

今の現実をもっと勉強しろ!

現実は

そんな甘いものではない!

という叫び声が聞こえてくるようです。

 

確かに、

現実はそれほど甘いものでは有りません。

私もそれ認めるところです。

 

ではどうしたら、

現実性のある夢と希望がもてる日本になるのでしょうね?

国が私たちにしてあげられることは?

またその限界は?

 

或いは、

私たち一人一人が国にしなければならないことは?

それを通じてみんなにできることは?

私たちが国に対して貢献できることは?

 

それを通して、

海外の同じように日々様々な苦難に耐え

生活を営んでいる人々にできることは?

と考えている時、

 

今、

現実に起こっていることは如何なることでしょう。

 

サブプライムローンに端を発した

世界同時不況の危機がひしひしと伝わってきます。

 

原油高によるガソリン、灯油、軽油は鰻登りに高騰しています。

株価は急激に落ち込みはじめています。

欧米などの海外輸出に頼ることは

極めてリスクの高いものになって来ています。

 

国内では、

格差問題、年金問題、倒産・不況・失業・ワーキングプア問題は

解決されないまま残されています。

日本列島の空洞化現象は進む一方です。

地震など自然災害の被災者達に対しても

救済策は不十分なままです。

 

今日も痛ましい事件が報道されていました。

母子家庭の乳飲み子が殺され、

更にその母が自殺したとのことです。

 


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コメント 5

うーん…
難しい世の中だと思います。
みんなが幸せになることがベストですが
幸せな人がいればその影で泣いてる人がいる事も現実で…。
by (2008-01-24 02:20) 

TOMO

ご訪問ありがとうございました。

国民が国できること、
それが選挙です。
現在のような腐った政治屋を
認めたのは国民です。
ワーキングプアをなくしたり
リストラで自殺する人をなくしたり
おにぎりが食べたいと遺書を書き
餓死するような人をなくす
政策を打ち出せる人を選ぶことではないでしょうか。
by TOMO (2008-01-25 15:52) 

m_kikuchi

Yukarinさん、
確かにその通りですね。
悲しいことです。
でも、此処で私が心を揺さぶられるのは、
1989年以降のバブル崩壊後
そういう人々が増える一方だと言うことです。
とうとう人口も減少傾向が始まったそうです。
また、これは人災であって
自然災害では無いと言うことです。
政治の責任は重大でしょう。
政策上の無策、怠慢では無く、
国民を偽り騙していることが
多々有ることが重大なのです。
by m_kikuchi (2008-01-28 16:02) 

m_kikuchi

TOMOさん、
ホントにその通りですね。
この間の定率減税廃止の為の公約も
実際には公約通り実行されていませんでしたね。
借金は多額に有るのですから、
それならそうと、国民に最初から明確にしておくべきです。
その上でその責任の所在を明らかにして、
選挙などで国民に問うべき筋のものなのです。
この間の国会で明らかになった一つの事例ですね。
偽りと怠慢は国を滅ぼします。
by m_kikuchi (2008-01-28 16:11) 

m_kikuchi

hikari

TOMO

Yukarin

(敬称略)の皆様、

お立ち寄り頂きまして

有り難うございます。

これからも、お気軽にお立ち寄りください。
by m_kikuchi (2008-01-28 16:55) 

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