夢、希望とは？－２．２ [日記、エッセイ]
なぜなら、
愛する二人にとっては、
愛し合うが故に、”愛の結晶”は
その結果であり、宝物です。
更に、絆を深め愛し合う理由でも有ります。
必ず、
将来の我が子を見据え、
今、
この生きている宝物を如何に育てようと、
二人で、日々苦心惨憺します。
此の日々の苦闘が、
二人の間の生きた喜怒哀楽を生み出します。
日々同じところには留まっていません。
その生きた宝物も、二人に反応し出します。
そして、
日々変化し、より質の高い喜怒哀楽を
二人に提供しはじめます。
その感受性は、
シンプルなものにはシンプルに、
デリケートなものにはデリケートに反応してくれるのです。
それはまた、
愛する二人に至上の喜びを与えてくれるのです。
しかしそれは、
手抜きの出来ない、
人に相応しい価値あるものを与え続けなければ、
悔やんでも悔やみきれない程の、
失敗の可能性も含んでいるようです。
その宝物は、
必ず二人の全人格的なものを
今度は自らが映し出し、
受け継ぎながら日々成長していきます。
だからこそ、
二人の相和した全知全能が求められるし、
それを日々、生みだし・保証し、
その絆を一層強める二人の揺るぎのない、
相慈しみ合う心が求められるのでしょう。
そこでは、
全人格的な重みのある、
ねばり強い人間性が求められざるを得なくなるに違いないでしょう。
あらゆる苦難を乗り切れるだけの
知恵と力が求められてきます。
無ければ生み創り出す力が求められます。
それが無ければ、
二人の絆は崩壊し、
頼りない”愛の結晶”は
世間の荒波に放り出されてしまうでしょう。
言うなら、
私はもっと全人格的なもの、
そしてそれらの一つ一つのものが
その相手を通して、
目に見えるものとしてだけでなく、
見えないものとしても、
私の心に働きかけてくれるものではないかと
思います。
それはそして一生続く場合もあり得るでしょう。
Yukarinさん、
いつもお立ち寄り頂いて
有り難うございます。
by m_kikuchi (2008-02-07 20:33)