親になるとは? [父親時代]
子供が幼児の頃のお話です。
子供は良く風邪を曳き熱を出しますが、
その頃のことです。
熱を出し、鼻は鼻汁で一杯です。
ハーハー、ズルズル謂っています。
余り苦しそうなので、
何とかしてあげたいのですが
何にもしてあげれません。
しかし、
思いついたのは息が詰まりそうなので、
昔、母に聞いたことがあったのですが、
私たちが子供の頃、
苦しがっていた子供たちの
”鼻汁を啜ってあげたことがある”と
謂っていたことを
思いだし、
思わず、
私も娘の詰まった鼻の穴に舌を当て
思いっきり!、
啜ってあげたことがありました。
すると娘は気持ちよさそうに
”すやすや”と
寝入ってしまいました。
子供の頃は、
母にそんな気持ち悪いことを
よくしたな~!と
位にしか聞いていませんでしたが
親になって、赤子を子供に持つと
意外にも、
自分もそんな気になり、
そんなことが出来るようになるんだな~!と、
そんな自分に気がつき感心しました。
親と独身者の落差は
案外その立場にならないと
気がつかないものですね。
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