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根源を問う また自殺?-4.1 [教育時事]


 子供たちを自殺に駆り立てる源は?

1,バブルショック以来の
 経済の落ち込み

これらも、この間の15年ほどのバブル以来の
日本経済の急激な落ち込み、
これはある意味で、
戦後第二の敗戦といわれています。

それに対応する手だての
大幅な遅れがあります。

それは教師だけの問題でなく、
国民全体が大きく経済的に陥没し、

それが
今の格差問題ともなっています。

そして、
その陥没から逃れるために、
必死に生き残りをかけて働いているわけですが、

2,ゆとりのない生活

明日の
衣食住問題におわれ、
文化的、教育的課題が
後手後手に、
気づいたときは手遅れとか、

あるいは、
わかっていても、
後回しになってきた結果では
無いでしょうか?

3,成長期の子供達の文化とは?

また、
そこに子供たちにとって、
大人たちには
喜ぶべき環境では無いにもかかわらず、
高度成長時代の自然発生的文化、

つまり、
アダルトビデオ文化、
ファミコン文化、
ゲーム機文化、など、

どちらかというと
あまり人間の良心や倫理&道徳、正義感などを
意識づける様な文化でないものが、
子供たちの心の中に浸透し始めていたのでは
無いかと思われます。

4,大人の文化とは?

同時に、
不況期は、大人達でさえも
職場では激しい競争、油断するとリストラ合理化に合い、
抵抗すれば、
虐め、差別、あるいは疑心暗鬼の中で彷徨い、
勝者は意識するせず関わらず、
無意識のうちに、
優しさや思いやりに優れるのでは無く、

それよりも、
資本主義的原理主義に埋没し、
差別の仕方、
いじめの仕方、
選別の仕方に熟達し、
敗者を負け犬と嘲笑い、

それは、
自然と家庭環境に影響を及ぼし、
子供達は知らず知らずのうちに
その多感で感受性の強い時代を
その中で、成長していきます。

5,文字文化の大切さは?

また、何よりも、
まず子供達が、
文字に接しなくなってきているようです。

文字に接すれば、
ある程度親や教師の庇護から取り残されても、
救われる可能性を残しているのですが、

小学生などは、
ほとんどが本をあまり読んでいません。
家で何をしているの?と聞くと、
たいがい、
テレビかファミコンかせいぜい漫画程度の様です。
その漫画もあまり読まれていません。

6,歴史の検証を経た書物文化とは?

まして、
昔から読み継がれてきている、
つまり、
歴史の検証を経てきている良書といわれる書物は
いうまでも無いことです。
                    (続く)


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m_kikuchi

megさん、
niceありがとう♪
by m_kikuchi (2006-11-14 14:58) 

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