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根源を問う また自殺?-5 [教育時事]

 1.自立.自省と強制からの脱却を

それに追随するのでは無く、

反面教師として学び、
自らが精進していくことは
親の背をみて育っていく子供たちにとっては
きわめて大切な生きた躾であり教育では無いかと
思う次第です。

教育や愛国心などというものは
「強制」では素直で真っ直ぐなものは
育たないという意味で、
私はとても大切なことと考えています。

 人間形成はトータルな
 人格形成が不可欠

その為には意識的な日々の生活と
非常にねばり強い意志とが常に求められているようです。
受験教育だけとか、何か一つのことだけ
教えているだけでは、本当の意味での
人の道を心得た人間形成はできません。

それは、
今の子供たちが、
話題にしているか、

どんなことを
日々の生活の中で
しでかしているか
ちょっと観察してみれば一目瞭然です。

 2.手塚治虫が残したもの

この間、
手塚治虫の生い立ちを作家活動を通じて
物語るテレビ放映が深夜なされていました。

子供たちが妙に死にたがる、
命を粗末に思っているということに
彼が危機感を非常に感じていたということがありました。

こういう問題の中に、
子供たちや青年たちが、
安易に戦争に駆り立てられていく
精神的本質があるのでは無いでしょうか?

「人の命を真に大切に思う心は、
大切に育てられた人の心の中にしか育たない」と
いうことはこの意味で真理だと思うのです。

親はいない、大切にしてもらえなかったと思う人も
もし、思いやりや優しさをもたれている人は、

自分の育った環境の中に、
必ず、
そういう気持ちを与えてくれた人がいるはずです。
そこには感動があります。
人を思いやる心もそこから育つと思うのです。

自分の生きる価値、命の価値がわからなければ、
他人や、国は違えど隣国の人々の命の大切さも
わからなくなると思うのですね。

(続く)

”ブラックジャック”や”火の鳥”など、
どれも大人が読んでも秀作なのですが、
彼の人間観には命や人の魂、生き様について
鋭く問いかける本(漫画)ばかりです。


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meg-eddie2

正直戦後生まれですが、
(↑当たり前やがな、正直そこまで年とってへんがなw)
愛国心というワードにはやっぱり違和感感じちゃいますね。
戦争を知らない世代にはちょっと理解出来ないワードかも、
本来使われた愛国心という意味では今は使われないかもしれんですね、
そんなコトをふと感じました。
by meg-eddie2 (2006-11-10 21:04) 

m_kikuchi

megさん、niceとコメントありがとうございます。

 愛国心というものは、今日から愛国心を持ちましょうといわれてもてるものではないですね。

 それなりに、我が国の歴史や伝統、これまで受け継がれてきた文化などを知る中で、いい面も悪い面も知った上で、しみじみと自分の生まれ育ったこの国が、それでもすきだな~と実感できることだと思います。

 そのためには、無理矢理押しつけられたものではわき出てくるようないとおしさのようなもの、いざ火急の時に燃えるような情熱などでてくるはずがありません。

 また、ある意味で人を尊敬するように尊敬できるものがあり、世界の多くの国から大切に思われるような国尊敬されるような国でないと、なかなかそうはならないと思います。

 世界に誇れる国という場合でも、単に力が強い、裕福だというだけでは世界の人々から慕われ、尊敬される国にはなれないのではないでしょうか。

 やはり、こびへつらわない、弱いものいじめしない、どんな人にも思いやりのある国と確信できるとき、誇りもこんな祖国を持って幸せだと思うときわき起こってくるものだと思います。
by m_kikuchi (2006-11-14 21:19) 

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